リハビリテーション科
について
機能回復を目指した
リハビリテーションに力を
入れています
慢性的な痛みの背景には、筋力の低下や柔軟性の不足、姿勢の乱れなどが関係している場合があります。症状を根本から改善するためには、医師や理学療法士による評価や検査、それに基づいた適切なアプローチが重要です。
当院のリハビリテーション科では、患者さんご自身の意欲的な取り組みを大切にしながら、さまざまな症状に対して幅広くサポートを行っています。
このような症状、
お悩みはご相談ください
- 首や肩の痛みが辛い
- ケガ後に痛みが改善しない
- 腕がうまく上がらない
- スポーツや仕事など体を動かすと痛みがでる
- 手足にしびれを感じる
- 手術後のリハビリをしっかり取り組みたい
- 腰の痛みが改善しない
- 薬を飲んでも症状が良くならない
- 歩くと膝に違和感がある
- 健康のために運動したいがやり方がわからない
当院のリハビリテーション科
確かな知識と経験を活かした
丁寧なリハビリテーションをご提供
当院では、運動器(骨や関節、筋肉など)に関する専門的な知識と豊富な臨床経験を持つ医師が、リハビリテーション全体を統括しています。患者さん一人ひとりの状態に応じて、丁寧かつ的確なリハビリをご案内いたしますので、どうぞ安心してご相談ください。
症状の先にある暮らしまで
見据えたリハビリを提供します
当院のリハビリでは、痛みや不調の改善だけでなく、患者さんが自らの力で動き、毎日を前向きに過ごせることを目指しています。「もう一度スポーツを楽しみたい」「仕事や日常生活を快適に送りたい」など、さまざまな想いに寄り添いながら、機能の回復とともに、その先の生活の質の向上もサポートいたします。
理学療法士が導く的確な評価と
安心のリハビリテーション
リハビリテーションは、ただ身体を動かすだけではなく、個々の状態を正確に把握し、それに合った計画を立てることが大切です。当院では、理学療法士が豊富な経験を活かし、痛みの原因や動作のクセを丁寧に見極めます。そのうえで、患者さんの症状や目標に応じたリハビリメニューを実施いたします。無理のない運動療法を通じて、回復の促進はもちろん、再発予防やスムーズな社会復帰・日常復帰を支援しています。
リハビリテーションの流れ
1
初診・カウンセリング|
症状を詳しくお聞きします
はじめに、現在感じている痛みや違和感、日常生活で支障をきたしている動作などを詳しくお伺いします。痛みが出るタイミングや動作、過去のケガ、仕事・スポーツでの身体の使い方なども確認しながら、治療方針を検討していきます。お一人おひとりの状態に応じたリハビリ計画を立てるため、気になることがあれば何でもご相談ください。
2
診察・検査|
痛みの原因をしっかり見極めます
問診の内容をもとに、関節や筋肉の動き、痛みの有無などを確認しながら診察を行います。必要に応じて、レントゲンやMRIなどを使用した詳しい検査も実施します。その結果をもとに、炎症や機能の状態を評価し、症状の改善を目指して適切なリハビリ方法をご提案いたします。単に痛みを和らげるだけでなく、原因の解消を目指すことを大切にしています。
3
治療プランの作成|
オーダーメイドのリハビリをご提案
診察結果を踏まえて、患者さん一人ひとりの状態に合わせたリハビリプランをご提案します。基本は運動療法を中心に進め、必要に応じて電気治療などの物理療法も併用しながら、症状の緩和を目指します。さらに、ご自宅でできるセルフケアや日常生活での注意点についても丁寧にご案内し、スムーズな回復を支援します。
4
リハビリ開始|
専門スタッフとともに
機能回復を目指す
理学療法士などの専門スタッフが、関節の柔軟性を高めるストレッチや筋力アップのトレーニング、姿勢・動作の見直し指導などを行います。リハビリは、痛みの軽減だけでなく、再発予防や日常生活・スポーツへのスムーズな復帰を目指すことが目的です。無理のない範囲で取り組みながら、徐々に身体の動きを取り戻していきましょう。
5
経過チェック・卒業|
再発予防と継続的なケアへ
リハビリの進行度合いにあわせて、定期的に経過を確認し、必要に応じてプログラムを見直します。症状が改善した後も、再発を防ぐための運動方法やセルフケアのご案内を行い、健康の維持を支えていきます。日常生活やスポーツへの復帰まで、最後まで丁寧にサポートいたします。
当整形外科で
診療可能な症状と疾患
首の痛み
変形性頚椎症、頚椎椎間板ヘルニア、寝違え、むち打ち症
肩の痛み
肩こり、五十(四十)肩(肩関節周囲炎)、肩腱板損傷、投球障害肩、リトルリーガーズショルダー、石灰沈着性腱板炎、頸肩腕症候群
肘の痛み
上腕骨外側上顆炎(テニス肘)、野球肘、肘内障、肘部管症候群、変形性肘関節症、離断性骨軟骨炎
手・手首
手指の痛み・
しびれ
関節リウマチ、手根管症候群、ドケルバン腱鞘炎、手指変形性関節症、頸椎椎間板ヘルニア、ばね指(腱鞘炎)、突き指、デュピュイトラン拘縮、ヘバーデン結節、胸郭出口症候群
腰の痛み
腰痛、ぎっくり腰、腰椎椎間板ヘルニア、変形性腰椎症、腰部脊柱管狭窄症、胸・腰椎圧迫骨折、腰椎分離症、腰椎すべり症、坐骨神経痛、骨粗しょう症、仙腸関節障害、梨状筋症候群
股関節の痛み
変形性股関節症、単純性股関節炎、鼠径部痛炎症候群(グロインペイン)、臼蓋形成不全(発育性股関節形成不全)、股関節インピンジメント症候群
膝の痛み
変形性膝関節症、靭帯損傷(前十字靭帯損傷)、半月板損傷、オスグッド病(小児)、関節水腫、関節ねずみ(関節内遊離体)、ジャンパー膝、鵞足炎
下腿・
足の痛み
しびれ
シンスプリント、足底筋膜炎、扁平足、アキレス腱断裂、アキレス腱周囲炎、慢性閉塞性動脈硬化症(ASO)、シーバー病、母趾種子骨障害、有痛性外脛骨障害、たこ、外反母趾、痛風
主な治療法
運動療法
運動機能や身体の動きを維持・向上させることを目的としたリハビリテーションで、医師の指示のもと理学療法士が対応します。関節の動きを広げる訓練や筋力トレーニング、歩行練習、持久力向上のための運動、身体のバランスを整えるトレーニングなどを行い、動かしづらくなった身体の改善を目指します。
パーソナルリハビリプラン
症状や生活の目標に応じて、理学療法士が一人ひとりに適したリハビリプログラムを組み立てます。筋力、柔軟性、バランス機能の改善を目指し、日常生活への復帰やスポーツ活動への再参加を支援します。
自宅でできる運動指導
通院による治療に加えて、ご自宅で取り組めるストレッチや運動の方法もお伝えしています。日々無理なく継続できる内容を提案し、日常的なケアを通じて回復を後押しします。
リハビリ機器の活用
関節の動きを広げる器具や、身体に負担をかけすぎずに筋力を高められるトレーニングマシンを備えており、より安全で効率的に運動療法に取り組めるような環境を整えています。
物理療法
電気治療器、超音波機器、レーザーなどの各種機器を活用し、痛みや不調のある部位周辺に適切な刺激を加えます。これにより、しびれや痛みの軽減、筋肉の緊張緩和、回復の促進などが期待されます。診察結果を踏まえ、一人ひとりに合った治療方法をご提案いたします。
疾患・症状ごとのリハビリ
肩関節周囲炎に対してのリハビリ
主に痛みの軽減を目的として、ハイボルテージを用いた電気療法を実施します。痛みの状態が落ち着いてきた段階で、関節の動きの改善や筋力の向上を目指したリハビリを行います。さらに、ご自宅でも取り組めるエクササイズを指導し、スムーズな回復をサポートいたします。
変形性膝関節症のリハビリ
運動療法を取り入れることで、太ももの筋力を強化し、膝関節の安定性が高まることで痛みの軽減が期待されます。膝に負担がかかりやすい肥満のかたには、減量を並行して行いながら治療を進めていきます。日常生活に支障をきたすような強い痛みがある場合には、薬物療法や注射、杖、サポーターの活用を検討します。
腰痛に対するリハビリ
痛みの強さや頻度、性質などを丁寧に確認しながら、姿勢や筋力に関する評価や検査も行います。そのうえで、患者さん一人ひとりに合わせた運動プログラムを提案します。足のしびれや重だるさがある場合には、電気療法で効果的にリハビリを進めていきます。
リハビリ設備紹介
充実したリハビリ設備を取り揃えています
当院では、運動療法と電気などの物理療法を組み合わせ、身体機能の改善や筋力アップを目指したリハビリテーションを行っています。導入している医療・リハビリテーション機器の詳細については、下記ページにてご案内しております。