骨粗しょう症の治療とは? 骨折を防ぐために知っておきたいこと|西郷整形外科リハビリクリニック越谷院|埼玉県越谷市の西郷整形外科

〒343-0845 埼玉県越谷市南越谷4-11-5 トラビ南越谷4F

ブログ BLOG

骨粗しょう症の治療とは? 骨折を防ぐために知っておきたいこと


「骨粗しょう症の治療法が知りたい」

「骨粗しょう症による骨折の予防ってあるの?」

など、骨粗しょう症の治療方法について、疑問をもつ方もいるのではないでしょうか?


そこで本記事では、骨粗しょう症の治療方法について詳しく解説していきます。


■骨粗しょう症の治療は何をするのか

骨粗しょう症の治療は、骨密度の値だけではなく、年齢や骨折歴があるかなどを総合的に判断して決定します。主に以下のような治療を行うことがあります。


  • クリニックにて処方される薬による治療

  • 食事による治療

  • 運動による治療


一つだけの治療を行うのではなく、薬・食事・運動それぞれ必要なものを並行して行っていきます。


これらを患者さんに合わせた形で治療することによって、骨粗しょう症の改善や骨折リスクの軽減が期待できます。


また、これらの治療は短期的なものでなく、継続が重要であることを理解しておきましょう。


■クリニックにて処方される薬による治療

クリニックで処方される骨粗しょう症の薬については、以下のように分けられます。


  • 骨の破壊(骨吸収)を抑える薬

  • 骨を新しく作るのを促す薬

  • 骨に必要な成分の補充や骨の代謝を促す薬


目的や年齢、骨折歴、重症度などによって治療方針が決まります。


それぞれについて解説していきます。


※以下で紹介する治療薬や効果は患者さんによって異なります。

クリニックの治療方針に従って治療を進めてください。


骨の破壊(骨吸収)を抑える薬

骨は、毎日少しずつ古い部分を壊して新しい骨に作り替えています。骨粗しょう症は、そのバランスが崩れて壊れる量が多くなった状態です。


そのため、骨の破壊(骨吸収)を抑え、骨密度の低下を抑制する目的で治療薬が処方される場合があります。


目的や年齢、骨折歴、重症度などに合わせて、以下のような薬が処方されます。


  • ビスホスホネート製剤

  • 抗RANKL抗体(デノスマブ)

  • 女性ホルモン関連薬(SERMなど)


薬によって異なりますが、注射タイプや飲み薬タイプがあります。


骨を新しく作るのを促す薬

骨粗しょう症の治療薬には、骨を新しく作る力を高める効果が期待できるものもあります。

骨折リスクが高い方や重症度が高い方に使われる傾向の治療薬です。


目的や年齢、骨折歴、重症度などに合わせて、以下のような薬が処方されます。


  • 副甲状腺ホルモン製剤

  • ロモソズマブ(スクレロスチン阻害薬)


これらの治療薬は、注射にて投与されます。


骨に必要な成分の補充や骨の代謝を促す薬

骨の破壊を抑える薬や骨を新しく作るのを促す薬と並行して、骨に必要な成分の補充や骨の代謝を促す薬が使用されるケースも少なくありません。


これらは、骨の状態や食事での摂取が難しい場合にも処方されることがあります。

以下のような薬が処方される傾向があります。


  • カルシウム製剤

  • 活性型ビタミンD3製剤

  • ビタミンK2製剤 など


一般的に飲み薬にて処方されます。


■食事と運動によるケアも大切

骨粗しょう症は、薬による治療も行いますが食事と運動も大切になります。


運動や食事での治療はイメージしにくいかもしれないですが、医師の指示に従った食事療法や理学療法士による運動療法が治療として行われるケースもあります。


食事や運動によって、改善効果だけでなく今後の骨折を防ぐための体づくりとしても大切です。


食事は骨に必要な栄養補給になり、適度な運動は、骨へ負荷をかけるため、骨密度の維持や改善が期待できます。


運動や食事は、症状が落ち着いたら終わりではなく継続的に行っていくことが大切です。


■適切な治療や予防対策によって、骨折のリスクを軽減しましょう

今回は、骨粗しょう症の治療方法について、解説しました。


  • クリニックにて処方される薬による治療

  • 食事による治療

  • 運動による治療


薬については、目的や年齢、骨折歴、重症度などに合わせて変わります。


医師の指示に従って治療することで、骨粗しょう症の改善や骨折リスクの軽減を目指し、日常生活でも適切な運動や栄養管理を取り入れて骨の健康維持に努めましょう。


治療は、短期的ではなく長期的になるケースもあるため、医師と相談しながら進めていくことが大切です。


西郷整形外科リハビリクリニック 越谷院
医師
  ⇒院長の経歴はこちら