走ると膝の下が痛い|成長期に多い膝の痛みは様子見で大丈夫?|西郷整形外科リハビリクリニック越谷院|埼玉県越谷市の西郷整形外科

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走ると膝の下が痛い|成長期に多い膝の痛みは様子見で大丈夫?


「走ると膝の下が痛い」

「この膝の痛みは成長痛?」

「スポーツすると膝が痛む」


などランニングやジャンプといった動作による膝の痛みにお悩みの方も多いのではないでしょうか。


成長期のお子さんは、身体の成長過程にあり骨格や筋肉のバランスが未熟なため、膝に違和感や痛みが出る可能性もあります。


「そのうち治るかな?」とそのまま放置してしまう方もいますが、実はいわゆる「成長痛」と、スポーツによる「膝の痛み」は別物です。


悪化すると痛む頻度が増えたり、日常生活への支障が出たりするケースもあるかもしれません。そこで本記事では、成長期に多い膝の痛みについて詳しく解説していきます。


スポーツ時に起こる膝の痛みや放置してはいけない理由などについても解説しているため、ぜひ、最後までご覧ください。


■成長期に起きる膝の痛みとは

成長期の膝の痛みには、代表的な「オスグッド病」のほか、「ジャンパー膝」や「ランナー膝」などがあります。


成長期は骨が急成長する一方で、筋肉の柔軟性が追いつかず、膝周りに負担がかかりやすい時期です。そのため、走る、跳ぶ、蹴るなどの運動時に痛みが出る傾向があります。


一般的に「成長痛」と呼ばれるものは、夕方から夜にかけて痛み、朝には痛みが和らいでいることが多いのが特徴です。


一方、走ったり跳んだりした時に痛む場合は、筋肉や腱の使いすぎによる「スポーツ障害」の可能性が高くなります。


痛みの原因は、成長期特有の骨格・筋肉のバランスによるものもあれば、スポーツによる膝の使いすぎ(オーバーユース)などさまざまです。


原因をご自身で判断するのは難しいケースも多いため、「ただの成長痛だろう」と軽視せず、痛みが続く時は無理をせず早めのケアやクリニックの受診を検討しましょう。


■走ると膝が痛むのは治療が必要?

走ると膝が痛む場合、「少し休めば治るだろう」と放置せず、一度クリニックの受診を検討することも大切です。


一時的な筋肉痛であれば様子見で構いませんが、走るたびに痛んだり、膝が腫れて熱を持ったりする場合は、炎症を引き起こしている可能性があります。


無理を続けると、骨の変形を招いたり、腱が傷ついて完治までに長い時間がかかったりすることも考えられます。


特に「運動中だけでなく、じっとしていても痛む」「階段の上り下りがつらい」という状態なら、受診がおすすめです。


■成長期の膝の痛みから考えられる3つの原因

ここでは成長期の膝の痛みの主な原因について、詳しく解説していきます。


※「ジャンパー膝」や「ランナー膝」は通称(俗称)であり、
正式な医学的名称とは異なります。


オスグッド病

オスグッド病(オスグッド・シュラッター病)は、膝のすぐ下の骨がボコッと腫れて痛むのが特徴です。


成長期に骨が急激に伸びる一方で、筋肉の成長が追いつかずに張った状態になり、太ももの筋肉が膝下の柔らかい骨を無理に引っ張ることで炎症が起きるとされています。


成長期特有の症状であるため、ストレッチや正しいケアによって、太ももの筋肉をほぐすことが大切です。


ジャンパー膝(膝蓋腱炎)

バレーボールやバスケットボールなど、ジャンプと着地を頻繁に繰り返すスポーツで起きやすいのが「ジャンパー膝(膝蓋腱炎)」です。


お皿(膝蓋骨)とすねの骨をつなぐ腱が、ジャンプのたびに強い力で引き伸ばされ、小さな傷がつくことで炎症が起こる可能性があります。


個人差はありますが、お皿のすぐ下あたりに痛みが出るのが特徴です。


「練習を休むと痛くないが、始めるとまた痛む」という場合は要注意です。


ランナー膝(腸脛靭帯炎)

ランニングにより発生しやすい膝の痛みで、主に膝の外側が痛むのが特徴です(正式には腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)と呼ばれます)。


太ももの外側を通る大きな靭帯(腸脛靭帯)が、膝の曲げ伸ばしの繰り返しによって骨とこすれ、炎症を起こして痛みが出るとされています。


長距離ランナーだけでなく、バスケットボールやテニスなど激しく動き回る競技でも見られます。


原因は走りすぎだけでなく、足首の硬さやシューズの摩耗、フォームの乱れも関係していると言われています。


■成長期に痛みがでた際の具体的な症状と注意点

成長期の膝の痛みには、以下のようなサインがあります。


  • 走ると膝が痛む

  • ジャンプや瞬発的な動きで膝が痛む

  • 膝の下や外側に違和感や腫れがある

  • 痛む際に触ると熱を持っている

  • 運動中だけでなく、階段の上り下りや椅子から立ち上がる時に痛む


成長痛と勘違いしてしまうことも多いため、「ただの成長痛だから」と我慢して運動や部活動の練習を続けないことが大切です。


無理をすると骨の変形や大人になっても痛みが残る可能性があります。


「練習後に痛む」「朝起きると膝が重い」といった違和感があれば、熱を持っていれば患部を冷やし、早めに保護者や先生に相談するか、クリニックの受診を検討しましょう。


■膝の痛みは放置せずクリニックへの受診が大切!

今回は、成長期の膝の痛みについて詳しく解説してきました。


「走ると膝の下が痛い」「スポーツすると膝が痛い」などの症状がある場合は、成長期だからと放置せず、早めにクリニックを受診することで原因の判断ができ、安心にもつながるでしょう。


また、膝の痛みの原因はさまざまであるため、個人での判断が難しい特徴があります。膝に少しでも違和感や痛みがある場合は、お気軽に当クリニックまでご相談ください。


西郷整形外科リハビリクリニック 越谷院
医師
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