
「小指をぶつけてから痛みがなかなか取れない」
「突き指をしてからしばらく安静にしているのに痛む」
「突き指してから指がグラグラする気がする」
など、指をぶつけたあとに痛みや違和感が残り、お悩みの方もいるのではないでしょうか。
そもそも「突き指」とは、指先に強い力が加わることで起こる外傷の「総称」であり、痛みに対して様々な原因が考えられます。
そこで本記事では、突き指に関する疾患や放置してはいけない理由について、詳しく解説していきます。
しばらく安静にしても突き指の症状が改善しないという方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
■その「指の痛み」ただの突き指ではないかもしれません
日常の些細な場面で起こる突き指は、スポーツだけでなく以下のような生活のあらゆる場面で起きる可能性があります。
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球技中にボールが指先に当たった
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転んだ際に地面に強く手をついた
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ドアの隙間に指を挟んだ
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家具の角に指を強くぶつけた
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重い荷物を持ち損ねて指をひねった
これらは「時間が経てば治るだろう」と自己判断で放置されがちですが、症状によっては内部で起きている深刻な損傷を見逃してしまう可能性があります。
数日経っても痛みが続く場合、骨折や靭帯の損傷や剥離(はくり)骨折を引き起こしている恐れがあるため注意が必要です。
突き指は、手の指に限ったことではありません。
例えば、足の小指を家具の角にぶつけた際なども同様で、「単なる打撲だと思って放置していたら実は骨折していた」というケースもあります。
放置すると指が曲がったまま固まるなどの後遺症が残るリスクもあるため、放置は避け、クリニックの受診を検討するようにしましょう。
■「突き指」は病名ではない?その正体と隠れた疾患
一般的に使われる「突き指」という言葉は、実は正確な病名ではありません。
指先に強い力が加わることで起こる外傷の「総称」であり、その中身は軽い捻挫から骨折まで様々な疾患があります。
突き指の代表的な疾患を以下の表にまとめました。
これらの症状は、自己判断での疾患の特定が難しいため、専門の医療機関での診断が必要となります。
特に、「指の腫れが引かない」「指を自力で動かせない」といった症状がある場合は、内部で骨折や断裂が起きている可能性もあるため、できる限り早く医療機関を受診しましょう。
■なぜ「様子見」が危険なのか?放置することで残る後遺症
指の痛みを「突き指だから」とそのままにしておくのは、あまり望ましくありません。
適切な治療を受けずに放置すると、以下のような関節や指の変形などの後遺症を残す可能性があります。
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関節の変形:一度変形してしまうと、元の状態に戻すことが難しい場合がある。
※ブートニエール変形・マレット指など
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関節の拘縮(こうしゅく):指が完全に曲がらない・伸びない場合がある。
※拘縮とは⋯「関節の固まり」や「可動域の制限」
これらは握力の低下や手先の細かな動作を妨げるだけでなく、数ヶ月から、長いと数年続く「慢性的な痛み」の原因になることも考えられます。
突き指による後遺症を残さないためにも、痛みが引かない場合は、医療機関への早期受診が大切です。
■指の痛みが続く場合は、早めの専門医受診が大切
今回は、指をぶつけたあとに痛みが引かない理由や突き指を放置してはいけない理由について、詳しく解説してきました。
指をぶつけた直後は「ただの突き指」だと思っていても、数日経って腫れが引かなかったり、痛みが続いたりする場合は、骨折や靭帯損傷が起きていることも考えられます。
指は日常生活や仕事で欠かせない繊細な部位であるため、放置して変形や関節が固まるといった後遺症が残ると、日常生活に支障をきたす可能性もあります。
「大げさかな?」とためらわず、早めに整形外科を受診することが大切です。少しでも気になる症状がある場合は、当院までお気軽にご相談ください。
