
「首のヘルニアは治るの?」
「首のヘルニアは普段どうやってケアすればいいの?」
など、首のヘルニアについてお悩みの方もいるのではないでしょうか?
また、肩や首のこりと思い放置してしまう方も少なくありません。
首のヘルニアは、医師の指示のもと適切なケアを行わないと悪化してしまう可能性もあります。
そこで、本記事では首のヘルニア治療方法について、詳しく解説していきます。
後半では、やってはいけないことについても解説しているため、ぜひ最後までご覧ください。
目次
■首のヘルニアの改善には適切な治療が必要
首のヘルニア(頚椎椎間板ヘルニア)は、医療機関による適切な治療と日々の生活習慣の見直しにより改善が見込めます。
軽症であれば、安静、飲み薬、無理のない運動といった保存的なアプローチで回復が期待できる可能性があり、数ヶ月で症状が落ち着く方も少なくありません。
ただし、強い痛みや手足のしびれ、麻痺、歩行の困難といった重い症状が出ている場合は、完治が困難であったり、外科手術が必要になったりする可能性があります。
そのため、首のヘルニアの症状がある方は、自己判断せずに専門の医療機関での診察が悪化を防ぐ上で大切です。
首のヘルニアについて詳しくはこちら
■首のヘルニアの治し方
首のヘルニアは、専門の医療機関での治療を受けることがおすすめです。
ここでは治療方法について詳しく解説していきます。
保存的治療
患者さんの症状によって変わりますが、首のヘルニアの治療では一般的には保存治療から行う傾向があります。
医師が患者さんの症状を確認しつつ、以下のような治療から適切な治療を選択していきます。
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保存的治療の方法 |
詳細 |
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安静の確保 |
日常生活における頸椎への負担を少なくし、場合によっては首用のコルセット(頚椎カラー)で固定します。 |
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薬による症状緩和 |
炎症や痛みを鎮める薬に加え、筋肉の緊張を緩める筋弛緩剤などを活用することがあります。 |
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専門的なリハビリ |
理学療法士の指導の下、適切なストレッチや筋力強化で症状を軽減します。 |
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神経ブロック注射 |
激しい痛みに際しては、局所麻酔薬の注射で直接痛みの伝達を遮断する可能性があります。 |
保存的治療は、患者さんが安静に過ごすことが大切になります。医師の指示に沿って治療を進めていきましょう。
外科的手術による治療
保存的治療で痛みが引かない、または日常生活に支障が出る、重度に進行し、手足の麻痺や歩行困難などの神経症状がある場合は、手術を検討するケースもあります。
これは、圧迫されている神経の負担を取り除き、症状を改善するためです。
手術の選択肢には、ヘルニアを直接取り除く摘出術や、固定術、椎間板置換術などがあり、患者さんの状態に合わせて選択されます。
歩行障害や手先や足先にしびれの症状がある場合は、できるだけ早く専門の医療機関を受診するようにしましょう。
■日常生活でやってはいけないこと・注意すること
首のヘルニアの疑いがある、または、病院で首のヘルニアと診断された場合に注意したい動きについて紹介します。
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衝撃や負荷の強い運動 |
首に強い負担がかかるスポーツや運動は控えましょう。(ゴルフ、テニス、過度な筋トレなど) |
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長時間同じ姿勢の維持 |
デスクワークでの猫背、スマホの覗き込みなど、長時間の同じ姿勢は首への負担となります。 |
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自己流のストレッチやマッサージ |
自己流のケアは、症状を悪化させる可能性があります。 |
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悪い睡眠姿勢 |
うつぶせ寝や横向きで肩が沈みすぎる寝姿勢は、頸椎に負担をかける可能性があります。 |
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首を後ろに反らす動作 |
神経の圧迫を強める可能性があるため、意識して避けましょう。 |
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体を冷やす行為 |
血行不良は筋肉の緊張を高め、痛みを増強させる可能性があります。 |
これらのやってはいけないことに加えて、日常生活で首を無理に動かしたり、急に動かしたりしないように意識して生活し、安静を保つことが大切です。
■首のヘルニア よくある質問
首のヘルニアは病院に行かないと治らないですか?
首のヘルニアは、セルフケアだけでは改善が難しい可能性があります。
間違ったセルフケアや放置によって、悪化する場合もあるため、気になる症状がある方は医療機関への受診をおすすめします。
首のヘルニアは何科に行けばいいですか?
首のヘルニアや首の痛み、こり、違和感がある場合は整形外科を受診してください。
痛み以外にしびれや神経症状がある場合は、脳神経外科への受診も検討しましょう。
■まとめ
今回は、首のヘルニア(頚椎椎間板ヘルニア)の治療方法ややってはいけないことについて、詳しく解説してきました。
首のヘルニアは、早めに医療機関を受診することで、個人差はありますが数ヶ月で痛みの軽減や症状が緩和していく傾向があります。
また、症状が軽度であれば、多くの場合は手術をせずに改善ができるでしょう。
ただし、日常生活に支障があったり、手足にしびれがあったりする場合は、外科手術が必要となるケースがあります。
少しでも気になる症状がある場合は、当クリニックまでお気軽にご相談ください。
